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Livelihood Support(生活支援)TEL076-278-3338

仏壇

佛様の教えをカタチにする。

燭台の明かりは佛の智慧を、花瓶の花は佛の慈悲を、お香は清浄な徳を、というように、お佛壇・佛具には、それぞれ意味が込められています。阿弥陀如来を真ん中に並んだ三つの軸、佛飯、浄水を備える華瓶、輸灯、供笥など、お佛壇はお釈迎様の教えを凝縮した宝の箱といえるものです。これらの教えを学ぶことは、私たちお佛壇をつくる者にとって、職人として技を磨き、極めるといったことと同様にとても大切なことです。教えと技を学ぶこと、教えを理解し技を極めようと努力すること、これがお佛壇職人の使命であると私たちは考えています。お佛壇・勝見は、佛様の教えを原点として、お佛壇をつくり続けます。

お客様と共にお佛壇を創る。

お佛壇には、昔から定められたカタチや決まりがあります。しかし全てが決まっているわけではありません。宮殿や天井の細工をどうするか、柱の蒔絵はどんな図柄とするか、扉の開き方やその模様と様々な工夫を施すこともできます。お佛壇・勝見では、展示品をそのまま販売するだけでなく、お客様のご要望をお聞きし、手を加えたりすることも行っています。『戸や障子の塗りの仕上げや、蒔絵にこんな逸話をモチーフとしたい』というような受注生産にも積極的に取り組んでいます。私たちは、お客様のお内佛への気持ちをもまた、カタチにしたいと考えています。

仏壇
仏壇

お佛壇を通して永いお付合い⋯。

お佛壇はその家々で受け継ぎ、守り、伝えていくものです。お求めになるときには、華やかな蒔絵や金箔、金具の細工ばかりではなく、木地がしっかりとした造りであること、何十年何百年という年月にも耐えられる確かな塗りであることを、確認することが大切です。加賀美川佛壇の塗りの確かさ、その強さは多くの方々から認められてきました。永くお使いいただくためには、何十年か毎のお佛壇洗いも大切なこと。お佛壇・勝見では、製造元を限定せず、お佛壇洗いを承っています。また、木地全体をつくり替えるような大がかりな補修や、神輿・曳山・寺院用具の製造や修理も承っています。

お内佛の生活

亡くなったらお佛壇の中に入ると言われる方がおいでます。しかし、それは間違いです。お佛壇は上段、中段、下段の3段で構成されています。それぞれ上段は来世、中段は現世、下段は過去世を表していると伝えられています。ですから、私たちは既にお佛壇の中段にいるということです。そして、佛の慈悲(花)佛の智慧(光)を受け生活していくのです。そうした意味から、お佛壇はお内佛と呼ばれ、私たちの生活は、お内佛の生活となるのでしょう。

仏壇
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